旭川市/長引く咳・ぜんそく・アレルギーなど呼吸器に特化したクリニックです。

長引く咳・ぜんそく・アレルギーなど呼吸器に特化したクリニックです。

WEB予約
お問い合わせ
ACCESS

睡眠時無呼吸症候群・・・文字通り睡眠中に呼吸が弱くなる、あるいは止っていることを言います。従って、多くの当事者は、息が止まっているその瞬間には、その事に気付いていません。これがこの疾患が、なかなか診断されず、発見されているのが氷山の一角でしかない理由でしょう。

では何をもって睡眠時無呼吸を疑うのでしょうか?
例えばベットパートナーからのいびきや無呼吸の指摘、起床時の倦怠感や頭の重さ、睡眠時間の割に寝た気がしない、日中の眠気、といった間接的な情報がきっかけになって受診する事が圧倒的に多いのです。一見すると、無呼吸と関連が無いような症状ばかりです。

そして、どの様な人がなりやすいのか?
一般的に体重200kgとか300kgの欧米人がイメージされますが、それは欧米型の話です。もちろん日本人も肥満の方が増えておりますが、日本人の無呼吸の原因は若干ことなり、瘦せ型でも多いのです。それは顎の形状に関連があります。顎の形状と舌には関連があり、通常舌は下顎の中に収まっていますが、顎が小さいと、熟睡し筋肉が弛緩している時に、舌が喉側に落ちてきて、気道を塞いでしまいます。これが顎の小さい日本人に多いと言われる理由です。

では、この疾患を放置しておくとどうなるのでしょう?
前出の症状は解消されません。むしろ年齢が上がるにつれ、その発生頻度も上がります。さらに地域的な特徴として、我々北海道人は車社会で、仕事であれ、プライベートであれ、運転する機会が多く、居眠り運転のリスクにも繋がります。

あるいは、事務作業等でも作業能率が悪くなるといったデータもあります。そして血圧のコントロールが悪くなります。なぜ、血圧が高くなるかというと、通常寝ている間は、血圧を高く保たなくても、横になっているので、脳や重要な臓器に血液を簡単に送れるので、血圧は物理的に高くする必要がありません。

また自律神経という、起きている神経(交感神経)と、寝ている神経(副交感神経)のバランスも、起きている時は交感神経が優位となり血圧は高め、寝ている時は副交感神経が優位になり低めになるのが普通です。
ところが、深い眠りに入ろうとすると、睡眠時無呼吸では息がとまりますので、(実際に目覚めることは稀ですが)脳は起きてしまいます。すると交感神経が優位となり、血圧が下がりません。その状態を一晩中繰り返し、朝を迎えるので、起床時の血圧は高くなりますまた脳から見ると常に寝不足状態ですから、全体的に血圧が下がりません。

合剤(成分が複数の薬)を含めた血圧の薬を2種類以上服用されているのにも係わらず、血圧がコントロール出来ない方の半分以上の理由は、この睡眠時無呼吸症候群が合併しているというデータもあります。
そもそも血圧が高いと、脳血管障害や、心筋梗塞などのリスクが高くなるので、その予防として治療しているはずですが、無治療の睡眠時無呼吸症候群は、それらのリスクを上げているということになります。

また、寝ている間にずっといきんでいることになりますので、胸の内腔(胸腔内)の圧力が高くなります。そうすると結果的に、心臓は余分な力を使って血液を各臓器に送り出さなくてはなりませんので、心臓への負担が高くなり心不全になりやすくなると言われております。

当院では、睡眠時無呼吸を測定する検査機器を揃えてあります。いびきなどが酷い、倦怠感や日中の眠気、薬を服用しているのに血圧が良くコントロールされない、などの事にお気付きになりましたら、一度当院に受診して検査を受けてみてください。機器は貸し出しで、ご自身でご自宅にて、装置を着けて頂きます。
装置はとても簡単ですので、ご心配には及びません。

PAGE TOP